その他>センターの事業
意思疎通支援に関する事業
遠隔機器コミュニケーション支援事業
ろう者が各区役所・支所での手続き等を行う場面で、タブレットを通じ手話通訳をご利用いただけます。
手話通訳による遠隔機器コミュニケーション支援事業チラシ 利用案内PDF(閲覧用) 利用案内PDF(印刷用)
説明動画
※その他、医療、手続き、相談等日常生活場面で遠隔通訳を希望する方はこちらをご覧ください。
川崎市遠隔手話通訳のご案内
川崎市遠隔要約筆記のご案内
養成講座
当センターでは、厚生労働省カリキュラムに基づき「手話奉仕員」「手話通訳者」「要約筆記者」の養成講座を開講しています。
原則、川崎市在住・在勤・在学の方対象です。
手話奉仕員養成講座
初めて学習される方を対象とした講座です。入門編と基礎編の構成で、『手話で簡単な日常会話ができること』を目指します。手話の実技に加え、ろう者の生活背景、手話という言語についての基礎を学ぶ講義もあります。
手話通訳者養成講座
手話通訳者養成講座では、川崎市に登録し手話通訳者として活動できる人を養成することを目的にしています。
ろう者が地域生活を送る上で、手話通訳者は欠かせない存在です。手話通訳が必要となる場面は、病気や怪我、公共機関での手続き、就職や職場に関すること、子育てや教育に関することなどです。
講座の中では、手話通訳の技術だけでなく、通訳者としての倫理(守秘義務)や規範、福祉制度、通訳者としての健康を守る(頸肩腕予防)取り組みなどについての講義もあります。
- 「通訳Ⅰ」:奉仕員養成課程修了者(あるいは同等の技術、知識のある方)を対象としています。
- 「通訳Ⅱ」:「通訳Ⅰ」修了者(あるいは同等の技術、知識のある方)を対象としています。
- 「通訳Ⅲ」:「通訳Ⅱ」修了者(あるいは同等の技術、知識のある方)を対象としています。
要約筆記者養成講座
要約筆記者養成講座では川崎市に登録し要約筆記者として活動できる人を養成することを目的にしています。
要約筆記は中途失聴・難聴者の方々に、話し手の意図をその場で文字にして伝える通訳活動です。
文字にして伝える方法は、手書き・パソコンの2通りあり、実技はコース別での学習となります。社会福祉、日本語、聴覚障害に関する基本的な知識を学ぶ講義もあります。
聴覚障害者の社会生活力を高めるための企画・講座
補聴器とコミュニケーションの講座
高齢化が進み、聴覚の衰えを感じる人が増える中、補聴器の正しい理解、補聴器の限界を補うコミュニケーション手段の取得、同じ聞こえない仲間の発見、聞こえにくい方々へのサービスなどを広く市民の方々に理解してもらうことを目的として開催しています。
聴覚障害者災害訓練
常日頃から聴覚障害者の理解促進に努めることが、実際に災害がおきた時の聴覚障害者の安心安全につながるとの考えを基に「啓発」に重きを置いた活動を行っています。
発災直後は通訳者たちが現場に行くことが困難になることから、少しでも地域住民の方々やボランティアの方々の協力を得られるよう、訓練を積み重ねています。様々な知恵を出し合い、県域の方々とも情報交換しながら、聴覚障害者の孤立を防ぐ活動をしています。
コロナ禍での避難について
ハザードマップの見方
「内水」について
ICT講座
スマートフォンやパソコンの普及により、ICT(情報通信技術)を活用した情報保障が増えています。(電話リレーサービス、遠隔通訳、Net119緊急通報システムなど) 使いこなせれば便利な技術ですが、そのためには聴覚障害者自身がスマホ・タブレットなどを活用する力を身に付ける必要があります。
ICT講座では、情報機器に苦手意識を持つ方や、興味のある方を対象とした講座を開催し、聴覚障害者の社会参加の幅を広げる支援をしています。
手話サークル育成事業
聴覚障害者福祉講座
手話サークルを育成し、聴覚障害者を取り巻く地域の力を高めることを目的に、年に数回開催しています。
聴覚障害に関わる講演・グループワーク・各区の取り組みの発表などを通して、地域のろう者団体と手話サークルが同じ目的に向かって活動する機会となっています。
普及・啓発事業
川崎市聴覚障害者情報文化センターまつり
一般市民に当センターの存在や提供している福祉サービスなどを知っていただくため、年1回開催しています。
講師派遣
聴覚障害者への理解を深める目的で開催される研修などに講師を派遣しています。
これまでに、警察官・消防局職員・行政職員向けの研修に、講師を派遣しています。